
カジノディーラー専門学校とは?
IR実施法案(統合型リゾート施設実施法案)が国会で可決された事を受け2020年の東京オリンピック以降にカジノが日本でも営業が開始されるという動きが本格化された事でカジノディーラーを育てる学校や養成場といった所も日々増えて来ています。
そんな中には明らかに怪しいと思われる入学金や授業料だけを狙った詐欺まがいの可能性が高い所もあるので注意が必要です。カジノを利用した詐欺目的の学校や養成場に引っかからない為にもカジノディーラーを目指す方は、社歴や運営歴が長く、卒業生の実績や就職率や活躍などがある老舗と言って良い所を選んで貰いたいと思います。
そんな学校の歴史やディーラーとしての学習、スキルの上達、卒業後の安心など選ぶ基準からお勧め出来るカジノディーラー専門学校としてはやはり日本カジノ学院が良いかと思われます。後程詳しく説明いたします。
カジノ専門学校は卒業までに何日かかるのか?
学校や養成場、またはそれぞれで選択するコースによっても違いますが初心者からそれなりのディーラーとしてのスキルを身に着けるとすると3カ月から1年の期間が必要という感じです。
昼間はお勤めをしている方が生徒さんという状況が多いので、カジノディーラー学校の殆どが平日の夕方以降から授業が開始されるという所ばかりです。その為に1日2回の授業があったとしてもエキスパートのスキルを身に着ける為には時間が掛かってしまうという事です。
カジノディーラー専門学校の学費(授業料)
こちらも専門学校、養成場や選択コースでバラバラですが「日本カジノ学院」で55000円から1300000円という授業料です。決して安くない金額ですが、私立大学や専門学校に比べると安いか同等と言った金額になるでしょう。
何よりトップカジノディーラーになれば年収1500万円くらいと言われています。また日本のカジノが給与制になったとしても本場のラスベガスなどでは給与よりもお客さんからチップがメインと言われ、多いときは一日300ドル(1ドル100円として3万円)のチップを貰える事があるというのですからカジノディーラーという職業につけるのであれば決して高い授業料とは思わないですね。海外のカジノに就職するのも魅力的ですね。
それでは国内のカジノディーラーを育成する専門学校を比較したいと思います。
日本カジノ学院の口コミ

日本カジノ学院の魅力は?
- 国内最大規模のカジノディーラー育成スクールである
- ネイティブな英語が学べる
- 豊富な進路 国内外でしっかりと働ける
- 随時入学可能!自分のスケジュールに合わせ時間割を組むことができる
- 女性の生徒が多い
日本カジノ学院の魅力は国内で一番大きなカジノディーラー専門学校です。全国に7校あるのはここだけです。
また、ネイティブな英語も学ぶことができるので卒業後に海外で働くこともできます。
進路も豊富であることも魅力ですね。国内のカジノで働くこともできるし、海外のカジノで働けます。
入学が春に限定していないので、いつでも入学が可能。
働いている方でカジノに転職したい方でも自分のスケジュールに合わせて授業の時間割を組めるのは国内で日本カジノ学院ぐらいでしょう。

また、女性の生徒数が6割で女性の方も溶け込みやすい環境です。
男性の方は同じ夢を目指す女性に囲まれて授業が受けられるのも魅力でしょう。
日本カジノ学院の概要
プロのディーラー養成専門学校として全国に学校を7校展開。
海外では手に職の技術者として毎年職業ランキングのジョイに来るカジノディーラー、それをいち早く日本でも勉強すればリーダー的な存在になれる事間違いなし。
一般社団法人日本カジノ協会の認定校なので安心してカジノの知識や経験、ゲームルールからディーリングと専門的な技術や知識を学べます。
トータル本科コース
カジノディーラーの為の基礎知識を身に着けることがデキるコース。バカラ、ブラックジャック、ルーレット、ポーカーの4つの強化を学んでカリキュラム終了後は日本カジノ協会認定のライセンス取得試験を受験することができます。
学費:入学金28000円→0円キャンペーン時期アリ
- 教材費:各5000円
- 授業料:550,000円
「授業期間」
6カ月~1年程度。バカラ、ブラックジャック、ポーカー、ルーレット、それぞれ10回(1回2.5時間)
エキスパートコース
基礎講座にプラスしてVIPルームタイプスキルなど1つ上のポジションであるスーパーバイザーに必要なテーブルバランスの管理法やトラブルの対応法も学べるコースです。
またIRのマネージャークラスになる為に必要な総合的知識として人材育成方法やマーケティング、マナーなど様々な幅広い知識をに身に着ける事が出来て将来自分に合った部門での管理職を目指すことが出来るコースです。
学費:入学金28000円→0円キャンペーン時期アリ
- 教材費:各5000円
- 授業料:850,000円
授業期間
6カ月~1年程度。バカラ、ブラックジャック、ポーカー、ルーレット、それぞれ13回(1回2.5時間)
プレミアムコース
エキスパートコースに実際のIRでの研修が付いたコース。
海外カジノ研修も2回あります。卒業後より現場での業務が出来るようにIRの裏側を卒業前から実際に学ぶことの出来るコースということで即戦力と言う印象をIRに与える事もできるでしょう。
海外のカジノで本格的な研修が受けられるのは魅力的ですね。
学費:入学金28000円→0円キャンペーン時期アリ
- 教材費:各5000円
- 授業料:1,300,000円
授業期間
6カ月~1年程度。バカラ、ブラックジャック、ポーカー、ルーレット、それぞれ13回(1回2.5時間)、エキスパートコース+海外カジノ研修2回(海外研修の飛行機代などは別途必要)
日本カジノ学院の生徒の男女比
日本カジノ学院の男女比はHPにも掲載されています。

驚いたことに男女比を見ると女性の方が多いんですね。やはり映画で見るカジノディーラーは女性が多いのですが、生徒数もそのまんまで女性が多いことが分かりました。
生徒の年齢層

年齢層は10代は意外に少ないのです。高卒でカジノディーラーを目指す学生はまだまだ少ないのですね。
一番多いのが20代で47%と大半を占めています。
次いで30代が25%で40代以上は15%と意外と多いのにビックリします。
親と子の年齢差があるのですが、30代40代が通っても日本カジノ学院は楽しそうですね。
日本カジノ学院の生徒の職業構成

職業構成を見てみると学生が多いのですが、意外にも会社員の方が多いことがわかりました。
女性が多いのでてっきり主婦が多いものと考えていましたがOLが多いようです。
将来を夢見てフリーターも多いですね。会社員が多いって事は仕事をしながらでも通えるという事です。
生徒さんの声では平日は通えないので週末に集中して受講しているようです。
会社員の方に多い悩みが受講できる日が限られること。
授業の受講ペースは個別に設定できます。午後や夕方からの授業もあるため、週1回でも週2回でも、たくさん通って短期卒業を目指すことも可能です。
週に1回でも2回でも与えられた項目をクリアすれば問題ありません。
短期でなくても長期でも問題ないのです。
必要なのは技術のスキルを上げる事です。
日本カジノ学院のエリアは東京・大阪・名古屋・福岡・札幌

プロのカジノディーラー育成専門学校として全国展開数NO1を誇る一般社団法人日本カジノ協会認定校の日本カジノ学院は
「渋谷本校」、「四谷校」、「恵比寿校」、「大阪校」、「名古屋校」、「福岡校」、「札幌校」の他、「立川校、横浜校、池袋校、沖縄校(近日開校予定)」と2019年に30校。
2020年には100校の展開を計画しています。

次は日本カジノ学院の次に良いと思う日本カジノスクールを紹介します。
日本カジノスクールの口コミ

カジノスクールとしては15年以上の運営実績があるこちらの日本カジノスクールです。
日本カジノディーラーズ協会の認定校になります。
東京校と大阪校の2校しかない為に卒業生の数はまだそこまで多くないようですが、日本カジノIRが本決まりとなりこれから学校としても更に力を入れていくものと考えられます。
カジノスーパーバイザーコース
ディーラーを管理するポジションのスーパーバイザーを目指しディーラー技能を取得後、管理者として必要な専門知識を学べるコース。エキスパートコースには高いスキルが要求されるポーカーの授業が含まれています。
授業期間:1年、1講座2.5hでエキスパート95講座、スタンダード85講座。ただし、東京校のみでの対応コースです。
学費
- 入学金70000円
- 授業料826000円
- 教材費24000円
- 総額920000円
カジノディーラー総合コース
カジノディーラーに必要な技術や知識を総合的に習得。ライフスタイルに合わせて通う「頻度」「時間帯」「曜日」や「卒業を目指す期間」などコースから選べるシステムです。エキスパートコースには高いスキルが要求されるポーカーの授業が含まれています。
「授業期間」:3カ月、6カ月、1年コースから選択。さらにオーダーメイドコースは3カ月から~1年で通学できる時間や曜日を講師とカウンセリングにより助ジールを組み立てる。
学費
- 入学金40000円~110000円
- 授業料437000円~625000円
- 教材費18000円から20000円
- 総額495000円から755000円。(コース期間により差額があります。)
選択コース
ルーレット、ブラックジャック、ミニバカラ、ポーカーなどのゲームの中から興味のある科目のみを専攻して受講するコースです。ゲーム以外にもカジノ文化・カジノ英会話、カジノホスピタリティというカジノに必要な科目もあり良い言い方では自分に必要なモノだけを選べる、悪い言い方をすればばら売りされているというコースです。
「授業期間」:3カ月で自分が専攻した科目の開校日や時間帯に通学します。
「授業料」:
- 入学金0円
- 授業料57500円~186000円
- 教材2500円~4000円
- 総額60000円から~190000円(専攻科目によって大きく異なります。)
カジノスクールの年齢層や男女比
明確にはHPでは公開されていませんが生徒さんの情報によると30代以上の会社員が多いとの事。かなり若い10代の学生さんもいるようですがメインは30代のようです。
男女比に関しては結構女性も多いという話なのでカジノ業界の男女比を考慮しても半分は女性だと思われます。日本カジノ学院と変わらないと思われます。
日本カジノスクールは学生寮も充実している
県外から通いたい方は提携学生寮や提携シェアハウスも完備されているので嬉しいですね。学校が東京と大阪に限られますが学校の近くに完備されています。県外から本格的に通学したい方は提携学生寮を利用するのもありでしょう。
所感
授業料に関しては細かく刻んでいる所が良心的な感じを受けます。ですが、学べる所が東京校と大阪校の二か所のみというのが非常に不便ですね。北海道や九州でもIR誘致の可能性があり、そのエリアでカジノディーラーを学びたいと考えている方にとっては授業料以外にも生活費が必要となってしまいます。
しかもそれが主要都市となれば家賃を含むすべての物価が地方に比べると数倍になってしまうという恐れがありますね。一応、提携学生寮があるのは魅力的でもありますが。また選択コースでの座学に含まれるカジノ文化、カジノ英会話専攻とカジノホスピタリティ専攻の二つ。
授業料は95500円と57500円と、決して高い料金では無いものの、英会話ならその専門の学校に行った方が安い所もあるでしょうし、ホスピタリティ(おもてなし)と言ってもサービス業や接客業の類が授業内容だとすると受講する意味があるのか疑問の部分がありますね。通われているのは会社員が多いので、ある程度のマナーは分かっていると思います。まあカジノ独特のホスピタリティがあるのでしょうが。英会話もカジノスラングみたいなのがあるのかもしれないので一概には言えませんが、カジノ学院と比較してみると、必要なのかな?と思ってしまいます。
日本カジノ学院と日本カジノスクールを比較
学校名 | コース | 授業期間 | 学費 | 授業内容 |
日本カジノ学院 | プレミアムコース | 6ヶ月~1年 | 約130万 | ディーラーの技術習得+海外研修2回 |
日本カジノスクール | カジノスーパーバイザーコース | 1年 | 約92万 | ディーラーの技術習得+カジノ英会話 |
日本カジノ学院と日本カジノスクールの高ランクのコースで比較してみました。ディーラーの知識や技術を学ぶことは前提で、期間やオプションを見てみましょう。日本カジノ学院の魅力は海外カジノでの研修があります。IRで働く前に現場に触れられるのはかなり良いですね。
一方、カジノスクールは技術習得意外に英会話を押してます。海外旅行客がメインとなるので英会話なのでしょうが、英会話は別の英会話教室で習ってもよいような気もします。海外研修はありませんが学費が安いといった部分では納得です。
本当にカジノディーラーを目指すなら、やはり費用は若干高くても日本カジノ学院で海外のカジノに触れておくのがマストに思います。新規のカジノ店しかしらないディーラーと海外のカジノを知っているディーラーとでは全く違うでしょう。また、海外のカジノを体験することで、将来的に日本のカジノで経験を積んで海外に進出するなど幅も広がりますね。

VIPカジノディーラースクール大阪&東京
大阪が本校の大阪VIPカジノディーラースクールはカジノディーラーの技術に特化した学校のようです。考えとして、優秀なカジノディーラーになるには練習量が必要、要領はいりません。ただ練習の数が多い人が優秀なディーラーになれるというモノがあるようです。世界一の技術を身につけるには世界一のトレーニングをする必要がある、その為にも練習室は24時間いつでも利用可能というシステムのようです。
スタンダードコース
基礎練習及びすべてのゲーム技術の習得(ブラックジャック、ルーレット、バカラ、ポーカー)期間:およそ1年、授業料:90万円。
セレクトコース
スタンダードコースのうち1つを選択して授業を受けるコース。期間:およそ3カ月、授業料:22万円~30万円。 既修者コースは4万円(5回、さらにレベルアップしたい方向け)、企業、団体向けや店舗オープン前の講習、研修なども応相談。
その他
クラウドファンディングサイト経由および23歳以下はスタンダードコース60万円、セレクトコース15万円。
エリア
大阪校のみ?東京校として恵比寿に教室があるという情報もあるものの常時授業が行われているというものでは無い様子。
まとめ
ユーチューブなどにてカジノディーラーの技術を撮った動画を複数アップしているようで講師の方は本当に技術を持っていると思われます。しかしディーラーを学ぼうという学校としての実績はまだまだと言える感じです。しかもクラウドファンディングをしている時点でやはりこれからのスクールという事が分かってしまいます。また、厳しい世界のディーラーだという事は十分理解をしていますが「スクールでは講師からの容赦ない叱責もあります。しかし、最後まで耐え忍ぶものにだけ名誉と称賛が待つ…」というコメントに違和感と怪しさを個人的には抱いてしまったスクールです。教材費用の項目もなく練習あるのみという部分で既にディーラーとしてのスキルや経験がある方には練習スペースを24時間使えるというメリットはあるのかも知れませんが、使用料は高くついてしまいますね。
カジノ専門学校まとめ
日本でのカジノ開業が本格化すると決定後に今回挙げたカジノディーラー関係の学校や講座以外にも最近徐々に数が増えて来ている状況にあるようです。
ですが、その中には勿論怪しいと感じがヒシヒシと感じる所もありますので注意をしてください。 そんな中でどこにカジノが開業するか未定という今の段階でカジノディーラーを学ぼう考えるのであれば今の生活環境を変える事なく、仕事をしながら今後の為に資格を取るというような考えで通いやすい場所の学校に行くことがお勧めです。
そうなった場合、やはり全国的にカジノ学校運営をしている日本カジノ学院が一番生活環境や生活水準を維持したまま次へのステップを踏むための勉強が出来ると思います。また、海外カジノの研修も実力を付ける上で現場を見るチャンスだと思います。
日本のカジノ開業に向けディーラーになろう
カジノ法案(統合型リゾート(IR)整備推進法案)が成立した現状。これからは日本でカジノ開業許可を与える場所や企業を選定するのは勿論、それ以外にも様々な法整備。それ以外の施設の設計や建設などとまだまだ時間が掛かることでしょう。
当初は2020年の東京オリンピックに合わせる形で各国から来場する観光客をターゲットにカジノもオープンしようという目論見があったようですが、国会や市民の反対や不安などの解消の為に時間をロスし実現不可能となりました。
その為まだまだ山済みの案件や法整備を行った上で実際に全国で3か所と言われる日本のカジノ開業は2022年から2025年前後になるのではないかと予想されています。カジノの候補地はこちらです。
カジノディーラーの需要

1か所の大型カジノ店でゲームテーブルが300台あれば900名から1200名、これが500台となれば1500名から2000名ほどのディーラーが必要となります。これが3か所もカジノがデキるとすると単純計算で少なくとも2700名から最高で6000名ほどのディーラーが必要となるはずです。
これはあくまでもカジノディーラーの需要としての数であり、ディーラーの上のポジションであるフロアパーソンやピットマネージャーにシフトマネージャー等などの人員も必要となります。それにプラスしてフロアーコンシェルジュは勿論、バーカウンターやボーイ、警備員も必要となればカジノで働く従業員だけでも相当数の人員が必要となるという訳です。
さらにですが、カジノはあくまで統合型リゾート施設の中の一部の施設となります。統合型リゾート施設の中のホテルやアミューズメント施設に飲食店等などすべての施設で必要な人員となるとその数は想像も出来ませんね。
IR開業に参加を表明している各自治体が統合型リゾート施設の誘致でカジノからの税収や観光客からの収入だけが注目されがちですが、その自治体での雇用者数の増加もかなりのモノになると想定されますので、そこからの市民税や掛かる生活費なども入れると本当に活性化の要因になると言えるでしょう。
そんな中でもやはりカジノディーラーは特殊な職業、カジノ協会は発行する資格、ライセンス的なモノが必要となりますので他の求人関連よりも需要があると強く言えるでしょう。
カジノディーラーの職業内容
簡単に言えばカジノゲームにおける進行役と思って頂ければ十分です。ただし、相手は生身の人間で感情がありお金を賭けているお客さんですから、そのお客さんが楽しんで貰えるような接客や演出でその場を盛り上げて楽しませるという事も仕事だと思ってください。
内容的にはゲームの種類によって異なりますが、主にテーブルゲームを進行することとなり、ルーレットを回したり、カードを配ったりとしながらゲームを進行。ゲームで勝ったプレイヤーに配当額のチップを計算して配るといった感じです。
※カジノゲームの種類はこちらのページを参照下さい。
ゲームを進行させる裏方のような存在でありながら、スムーズな接客と華麗なテーブルさばきなどでカジノという非日常空間を楽しんで貰えるような演出もしなければならないエンターテイナーも兼ね備えた存在であらなければならないという事も覚えておきましょう。
あくまでカジノではお客さん(ゲスト、プレイヤー)が主役。お客さんの年齢層も職業も色々、カジノの利用目的も勝負に拘る方からゲームを楽しみたいという考えとお客さんによってそれぞれです。そんな色んなお客さんに気を配りながら技術を魅せて楽しんで貰うという役割を担っている仕事です。
ディーラーの年齢層
20代が多そうなイメージがあると思いますが、実際は30代40代、それ以上のディーラーも世界では多く活躍をしています。それはなぜか?答えは簡単でカジノディーラーには定年退職というモノがないからです。
勿論年齢を重ねてしまいディーラーとしての仕事が出来なくなったりするとカジノ側から解雇という可能性はあるでしょうが、カジノディーラーにとって一番大事なモノは経験値であるとも言えるのでカジノ側も経験豊富なベテランディーラーは大切にしてくれるものです。
今後日本でカジノが開業した際も大卒の新卒者をディーラーで募集をする!という事はまずあり得ないでしょう。その理由はやはりディーラーが手に職という技術が必要な仕事だからです。その点を考えると同じカジノディーラー学校で技術を勉強してきた若い人と中年の域に入った人で採用基準で差があるという訳ではありません。逆に接客部分も多く必要となるディーラーからすると人生経験豊富な中年の域に入った求人の方を採用することも考えられますね。
まあ、どんな考えや人材育成方針をもって採用するかはカジノそれぞれの企業理念もあるでしょうからあまり期待をさせないようにしたいと思いますが(笑)。いずれにしても若いから良い、オヤジだから、中途だからダメ、という世界ではないという事だけはハッキリ言える世界がカジノディーラーです。
それならばカジノディーラー学校は必要ないのでは?と思われるでしょうが、まずカジノに採用されるかどうかという部分が狭き門、高いハードルとなるわけです。
基本的にカジノディーラーは国内雇用促進という事から自国民を採用するようになっています。ですので日本でカジノが開設された場合に日本人が優先的に採用となりますが、その時点で技術を持っているか持っていないかで大きく合否に左右されるというわけです。
カジノディーラーになるには資格ではなく、経験や技術が一番大事という訳です。ですのでカジノディーラー学校で知識や技術を習得しておいて、カジノイベントやパーティーやアミューズメントカジノなどで腕を磨き実際にカジノディーラーとしての経験があるという立場にしておけば2020年以降のカジノ開設時に差が付けられるということです。
カジノディーラーの年収と給料
カジノの種類や職種によっても違います。やはりカジノディーラーよりはそれをまとめる管理職の方が年収や給料は高いとなります。その為にも現場を経験したり知識を身に着けて置くことが管理職への近道と言えるでしょう。
まだ日本ではカジノが開設していませんので日本でのカジノの正確な年収や給料は分かりませんが、現在カジノを運営している国でも大きな違いがあります。本場ラスベガスは時給制のアルバイトのような雇用形態のカジノが多く、アジア圏にあるカジノでは月額での給与形態が多いようです。
その理由としましてラスベガスはチップの額が多いという事があるようです。
小さいカジノでもチップを貰えないという事はなく、最低でも1日100ドルほどのチップは貰えるというんです!

1ドル=100円としても一日のチップだけで1万円!ですから普通のサラリーマンよりも良い待遇となるわけですね。
勿論アジア圏のカジノでもチップという風習がありますから一般サラリーマンよりも高い年収を稼いでいるカジノディーラーが多いようです。日本人にはチップという風習はありませんが、恐らく海外からの観光客が多いと見込まれる日本のカジノですので年収500万以上というのも軽くクリアーするかもしれません。また、給料が安ければ海外のカジノに転職するのもありですね。学校に通ってカジノディーラーになればマカオやラスベガスで働くチャンスもあります。
カジノ ディーラーに転職するなら先ずはこちらを確認下さい。
日本のカジノ協会
国内にはカジノの協会が複数あります。日本カジノ協会や日本カジノディーラーズ協会、日本カジノゲーミング協会など3つです。どの協会のライセンスが費用なのか?微妙なところですね。
一般社団法人日本カジノ協会認定校…日本カジノ学院
日本カジノディーラーズ協会認定校…日本カジノスクール
日本のカジノ協会は複数あり、協会が発行する資格、ライセンスの効力については謎です。